《常に先を見据える「富久錦」の象徴!純米大吟醸の「瑞福(ずいふく)」》2018年のデータによると、2017年にとうとう純米吟醸の製造量が本醸造の製造量を初めて上回りました。
これは日本酒の消費者の吟醸酒への関心の高さを証明しています。
と、これは最近の話。
まだ吟醸酒って何?純米酒って?という頃から大吟醸を造って来られたのが「富久錦」大量生産では無く、高品質なお酒を造って行こうと方針を転換された頃のことです。
アル添の大吟醸を造り始められたのは昭和55年頃。
そして、平成元年からは純米大吟醸にシフトチェンジ。
こうして誕生したのが今回御案内する「瑞福(ずいふく)」です。
「瑞福(ずいふく)」は「富久錦」の最高峰!フラッグシップ商品です。
「富久錦」のお酒には全て地元加西市産のお米が使用されています。
播州が誇る最高峰の山田錦を用い、「富久錦」の最高の技術力で醸し上げたお酒、それが「瑞福」です。
「瑞福(ずいふく)」という商品名。
名前の由来を蔵元の稲岡さんに質問してみました。
「瑞(ずい)」は純米大吟醸の瑞々しさ(みずみずしさ)を表現しています。
「福」は純米大吟醸を口に含んだ時の幸福感に満たされるイメージを表しています。
この2文字を合わせて「瑞福」と名付けられました。
「瑞福」は純米大吟醸です。
ですからお米と米麹と水で造られています。
純米蔵ですから醸造アルコールは使用されていません。
何を今更って思われたかも知れませんが、これがかなり重要なんです。
蔵を訪問し、「瑞福」の醪(もろみ)を見学した際に感じたのですが、醪の香りは驚く程に華やか!それもそのはず、香り系の酵母を使用されていますから。
ですが、実際に仕上がったお酒の香りは穏やかなほんのり系。
なぜ、醪とお酒とで香り方が変わるのか。
その理由は「瑞福」が純米酒だからなんです。
「瑞福」は純米酒なので、香り成分があまりお酒に溶け込まず、その殆どが酒粕に持って行かれます。
もし仮に「瑞福」に醸造アルコールを少量添加したとしたら、香り成分は見事にアルコールに溶け込み、ゴージャスな香りのお酒になるはず。
ですが、私はこのことをポジティブに捉えています。
香りの多くが酒粕に持って行かれるからこそ、仕上がったお酒の香りはとても穏やかで上品なんです。
「瑞福」で感じて頂きたいのは品の良い香りと甘味。
穏やかなお酒ですが、一口飲めば飲む方の心をグッと引き付ける美人なお酒です。
香りが穏やかなので幅広いお料理と合わせて頂くことが出来ます。
ワイングラスで、穏やかな香りを集めて瑞々しさと共に楽しんで頂くも良し、お好みで冷や(常温)や、ぬるめのお燗も良いかと思います。
いつも書いておりますが、冷やし過ぎにはくれぐれもご注意下さい。
「富久錦」の最高峰!技術力の結晶!純米大吟醸の「瑞福」をよろしくお願い致します。
製品仕様商品名【箱入】富久錦 純米大吟醸 瑞福(ずいふく) 1800mlお酒の種類日本酒内容量1800ml原材料兵庫県加西市産山田錦スペック純米大吟醸アルコール15度保存方法静かな冷暗所製造元富久錦(兵庫県加西市三田口町1048)
楽天で購入10,476円(税込み)